「ノルウェイの森」を聴く

村上春樹さんの「ノルウェイの森」は
はじめて読んだのは20代頃で
たまに読み返している本

朗読版(Audible)も出たけど
ナレーターの声に違和感があり
放ったらかしにしていたが
ちょっと我慢して聴いていたら
だんだん馴染んできて
心地よく聞けるようになってきた

登場人物に緑という女の子がいて
言いたいことをストレートに言うタイプ
魅力は感じるけど、あまり好きではなかった

自分が介護をはじめてから
改めて読んで(聴いて)みると
緑が父の介護で不満を言う場面が
すごく印象的だった
(映画版では描かれてないのが残念)

そうすると緑の印象も変わり
作品の深みも増して来た
一度読んだ本も年齢や経験を重ねると
感じ方も変わるなぁ